当院で必ず行うアイシングは水を凍らせた氷で行います。
自宅でのアイシングも氷でするように指導しておりますが、アイスノンや保冷剤ではなく、なぜ氷が良いのか?
という点を今回は掘り下げたいと思います。
氷で冷す最も大事な点は『融解熱で熱を奪う』ことにあります。
氷は『溶ける』ことで周りの熱を奪います。この量を融解熱といい氷は約80cal/gです。
これは1gの氷が融けると周りから80calの熱を奪うという意味であり、同量の水を0℃から80℃まで温めることができるほどの熱量です。
長時間、冷蔵庫で冷やされた氷はマイナスまで温度が下がっていることがあるので、実際にアイシングをする際には水でサッと洗い流した氷を使用すると良いでしょう。
どうでしょう?
氷は『熱を下げるパフォーマンスが非常に高い』のです。
そして、次に重要なことは『冷やしすぎない』ということです。
アイスノンや保冷剤の中身は『不凍液』と呼ばれ、マイナスで凝固する物質でできているため、溶けている間はずっとマイナスの温度です。
からだの細胞は冷えすぎと破壊され、凍傷をおこしてしまいます。
保冷剤などに比べ、氷は融けている間中0℃を保つため、からだを冷やしすぎず安全に熱を奪うことができるのです。
からだの60%は水で出来ています。
氷は水で出来ており、からだの組成と同じ物質を使用するということは、それだけでとても意味があります。
地球の温暖化ならぬ、からだの温暖化を抑制するためにも、安全・安心・安価の三重安である『氷』を使うことがとても大事なことになります。
あゆむ整骨院
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