30代男性の方が来院されました。
主訴は
『長距離のマラソンやトレイルランニングをすると、股関節に痛みがでてきて足が曲げにくくなりしゃがめなくなる』
ということでした。
その方の股関節を検査すると、確かに曲がりが悪く(45°ぐらい)、外開き(あぐらをかく動き)にも制限がありました。
原因としては、骨盤の仙腸関節が歪みを起こし、そのせいで股関節が捻られてしまい、動きに制限がかかり、結果として痛みをだしている、というタイプでした。
そのため、処置は左右の骨盤を調整することで、股関節の動きはクリアーになり、股関節自体の処置はせずに効果を出すことができました。
ちょうど2週間後に40km強のトレイルランニングの大会にエントリーされており、負荷の高い運動をかけると痛みをぶり返す心配がありましたが、エントリー料金を払ってしまっているとのことだったので、走った後はなるべく早くに骨盤の股関節のアイシングをするよう指示を出しました。
肌の弱い方だったので、テーピングの補強をすることも出来ず、う〜ん大丈夫かなぁ、と心配していたのですが、特に痛みを出すことなく完走できました、との報告を受けました。
良かったです。
レース当日も天候が悪く、足下の状態が悪かったため、完走率が40%以下というコンディションだったそうですが、こけることなく完走できたそうです。
股関節と骨盤は密接にバランスを取り合っているので、股関節に症状がでていても、本当の原因は骨盤にある場合があります。
股関節に不具合を感じている方は、なるべく自分で解決しようとせず、早めの受診をおすすめいたします。
あゆむ整骨院
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