60代後半の男性の方が来院されました。
主訴は
『長時間歩くと、右足の裏が痛くなり歩けなくなる』
とうお悩みで、奥様のご紹介で来られました。
基本的な足関節の可動範囲に問題は無く、運動による痛みはなく、立った状態で足踏みをしたり、しゃがんだりしても痛みは再現されませんでした。
ひとつ特徴的は、足首を上にギュッと上げた形をとると、足裏の緊張が異常に高くなることでした。
痛みがでやすい部分を指で圧迫すると、足底腱膜が5mmほどの長さで硬くなっており、ご本人も左右差を感じる、とのことでした。
からだ全体の検査結果から、今回は足裏の筋緊張の高まりは骨盤の緩みであると判断し、骨盤の処置を行い、足裏には筋緊張を抑えるテーピングを処置しました。
施術後は足裏の緊張感が緩和したようで、ご本人も『歩きやすくなった』と喜んでおられました。
歩くときに足の痛みをかばうことで、意識的にも無意識的にも痛みのでる足に体重をかけないような動作が入ります。
この痛みをかばい、体重をかけない動作を代償運動といい、本人も自覚がないままに身体の状態を悪化させていくことになります。
足の痛みをバカにしてはいけません。
ひとつのほころびが、身体全体のバランスを崩すこともあります。
足裏の症状だけでなく、足に不具合を感じている方は、早めに受診されることをお勧めします。
あゆむ整骨院
大阪市天王寺区真田山町2-2東興ビル102
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