直立とは、「まっすぐに立つ・高くそびえる」という意味があるそうですが、動物の中で直立という能力を持っているのは唯一人間だけです。
ペンギンも二本足で立ち上がりますが、あれはまっすぐ立っているのではなく、ヒザを折り曲げて立ち上がっているので残念ながら直立とは言えません。
(ヒトで動きを例えるとコサックダンスの形で歩いているような感じです)
この当たり前のように備わり、優れた能力は意識することなく日常生活の中で自然の行為となっているはずです。
今回はこの『立つ』という動作を少し意識的に感じてもらおうと思います。
まずは下の画像を見てください。
これはかなり極端に姿勢を悪さを強調した立ち姿勢です。
この状態の人に良い姿勢をしてもらうとすると「 ひざを伸ばして、背筋をまっすぐ、アゴも少し引いて・・・・」など注意することがあり過ぎてなかなか時間がかかりそうですよね。
ここで、ある事をやってもらうことで姿勢をまっすぐにしてもらうことが出来ます。
それは、頭の上にある程度の重量のあるものを載せてもらい、上に持ち上げ保持してもらうのです。
これは、頭の上に重しを載せることで、からだに対し鉛直方向にかかる重力を感じてもらうことが可能になるためです。
つまり、重りと体軸の重力線が一致するため、力学的にもっとも無駄がなく合理的なかたちになるのです。
まずは普段飲んでいる500mlのペットボトルを頭の上に載せて、重力を感じてみてください。
普段、何気なく立っている姿勢を確認することができますよ。
【参考文献:香原 志勢 著 二本足で立つってどういうこと? 偕成社】
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