動く物と書いて「動物」。
そしてヒトもまた動物です。
植物は動かなくても光合成をしてエネルギーを得る事ができますが、
動物は動いて食べ物や飲み物をとりにいかなければ生きていくことはできません。
野生の動物が足にケガをして満足に動けない状態を想像してみてください。
水や食料を得られなければ、その個体は限りなく「死」に近づいていくことになります。
前置きが長くなってしまいました・・・。
つまり、動物にとって「歩く(移動する)」という行為そのものは「生きる」ということに直結しているのです。
現代の我々はわざわざ井戸や川に水を汲みに行く必要もなく、畑に野菜を採りに行く必要もありません。
スーパーで食材は手に入り、蛇口をひねれば水は出てきます。
これに加え自転車や自動車などといった別の移動手段が増えたことによって、歩く量は確実に減少しているのです。
この「歩かなければ生きていけない」という環境から「歩かなくても生きていける」という環境へシフトしているのが現代の我々が置かれた状況です。
その中で人が歩こうと思わなくなるのもまた事実。
いやいや、あっしは通勤で駅まで歩いてますし職場でも結構歩きますぜっ!
というごもっともなご意見が聞こえてきそうですね~。
すいません!
そういったことではなく、あくまでも長距離を歩かなければならないのです。
むむむ、そうきやがったか。。。
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