膝に痛みがあると、膝の関節をかばうことが良いと思いがちです。
病院などで「膝に負担をかけないように」と言われた方も多いかと思います。しかし、これは本当にそうなんでしょうか?
膝は痛みがあっても、動かしていかなければいけない関節です。
その理由は3つあります。
①『膝を動かさないことで、関節の動く範囲が狭くなる』
炎症を起こした関節は、動かさないことで、関節周囲の軟部組織が変化し、関節自体の動きが悪くなります。
ギプス固定の経験ある方は身に覚えはありませんか?長期に関節を固定し動かないようにすると、関節の動きは悪くなってしまいます。
②『膝をかばうことで、関節周囲の骨が弱くなる』
ヒトのからだでは、体重をかけるとで骨が強度を増していきます。
膝に痛みがあってかばうことで、骨自身に必要なストレス(荷重)がなくなり、骨密度が低下することになります。
③『膝をかばうことで、別の部位に負担をかける』
膝に痛みを出さない動きをすることで、正常な関節にも負荷をかけることになります。
特に、痛みがあって体重をのせないように歩く事で、同じ側の骨盤に正常な体重がのらず、からだ全体の問題を引きこすことも考えられます。
以上の3点が絡み合い、動かないことでさらなる動作の制限を作ることになります。
「動かない」から「動けない」という負のスパイラルに陥らないために注意が必要です。
また、人のからだはひとりとして同じ形ではなく、症状の進行の仕方も様々です。
膝に適度な負担をかけ、正しく動かしていき、症状の進行を抑制するアイシングが重要になります。
あゆむ整骨院
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