足のむくみは“第2の心臓”を使って!!
2013年9月11日(水)
夕方になると足にむくみがでる、履いている靴がきつく感じる、といった足にむくみが気になる方も多いと思います。
むくみの原因には諸説あり解決方法もさまざまです。
その中でも確実に効果が出る方法はなんといっても“歩くこと”です。
地球上には重力があるためどうしても足に血流がたまってしまいます。
“心臓の力だけで全身の血流を管理している”と誤解されている方もおられると思いますが、現実的にそれは不可能なのです。
仮に身長が160cmの人がいるとします。その人の心臓の位置が床からだいたい120cmの高さにあります。足先の血流を床から約1.2mの高さまで押し上げる圧力を心臓(ポンプ)だけで補うことはできません。
そこで必要となるのが『第2の心臓』とよばれるふくらはぎの筋肉です。この心臓の形に似た筋肉が歩くことによって伸び縮み(ポンプ運動)し、足の血流が下半身から心臓に押し上げられるのです。
歩くリズムと心臓の拍動するリズムは非常に似ていて、ふくらはぎの筋肉がまるで心臓のように動いているのです。
全身の血流を良くするためにも歩行は役立っています。
最近、ようやく涼しくなってきました。みなさんしっかり歩くようにしましょ~!
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