“治癒”を目指して
2013年9月17日(火)
当院では検査上問題がなくなり状態が安定した時点で“治癒”とし治療を終了しています。
初診時から治療終了までのカルテ経過を見ていると、治っていく過程の中に人それぞれのストーリがあります。順調に良くなるひと、良くなったり悪くなったりを繰り返すひと、状態が安定しないひと・・・。ひとりとして同じ過程をたどることは無いため、注意深く観察しながら治療をしていかなくてはなりません。当たり前のことですが、ひとの身体はみなさんそれぞれ違います。
この患者さんと僕のゴールである“治癒”を目指すために必要なことってなんでしょうか?
もちろん当院で行う治療も非常に大事なのですが、患者さんの日常の生活の仕方がここに大きく関わってきます。一日が24時間。そのうち僕が実際に触らせてもらうのが20~30分ほど。残りの23時間はその人自身の健康管理にかかっています。
自分自身がなにも努力することなく治っていくのは非常に難しく、やはり症状も戻りやすくなってしまいます。
ひとつでも悪い要因を減らし良い要因を増やすことでからだへの負担は減っていきます。
アイシングの回数や座り方、歩行の回数や量、患者さんにとっては耳が痛いことも多いと思います。
「はい良いですよ。これで様子をみましょう!」
この言葉を伝える目標に向かって治療・指導を行っています。
みなさん“治癒”を目指して一緒にがんばりましょう!!
photo by ayaka umeda (http://www.umephoto.net/)
カテゴリー : 当院の施術について