あゆむ整骨院ブログ

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冷シップについて

2013年9月25日(水)

「シップで冷やしても良いですか?」この質問はかなり多く聞かれます。

氷でのアイシングと冷シップの使用では意味合いが全く異なり、シップには冷却効果はありません。

氷で冷やすとそこには熱(エネルギー)の移動があるので氷が融けていきます。よく言われる例えですが、「ビールの缶にシップを冷やしても冷たくならないですが、氷水につけておくとよく冷えますよね。」

また、シップには冷感シップ・温感シップとありますが、基本的にシップは消炎鎮痛剤を塗布したものです。そして、成分の中に冷感シップはメントール、温感シップにはカプサイシンが入っているので、ヒフの感覚に作用させて冷たい感じ・温い感じを作用させているのです。

以前テレビで熱いお風呂にハッカを入れて入浴するとものすごく寒く感じるというのがありましたが、これと同じ効果ですね。

そして、シップを長時間貼っていると患部に熱をこもらしてしまいます。これは炎症している部位にとっては逆効果になります。

以上のことからも炎症の熱をとるには氷がいちばんです。

気温が下がってきましたので、アイシングをする際はひざ掛けなどをして少し保温するようにしてください。

ひょうnou

 

photo by ayaka umeda (http://www.umephoto.net/)