卵子の話
2014年1月8日(水)
平成24年6月、NHKスペシャル「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」内で女性の卵子についての放送がありました。
その内容は、“卵のはじまりである原始卵胞の数には限りがある”ということ。そして、“原始卵胞は年をとる”ということでした。
詳しい数でいうと、オギャーと生まれた時点で約200万個。その後、原始卵胞は自然減少していき、月経が始まるころに約20~30万個になるといわれています。そして、一度の月経周期で約1,000個のペースで減少していきます。そして閉経時に約1,000個程度ほどの原始卵胞が残っているといわれています。
そして、われわれの細胞には必ず寿命があります。たとえば、一番短い寿命のもので胃や腸の表面を覆っている消化管上皮細胞で、約24時間です。血液の成分である赤血球で約120日。骨の細胞で約10年になります。
その中でも、原始卵胞は何十年も生きる特殊な細胞です。人の細胞の中で、こんなに長生きできる細胞は他にないそうです。生まれたときに既に持っていた原始卵胞。女性が誕生日を迎えた時、原始卵胞も同じように年を重ねている、ということです、
この本はイラスト(しかも可愛い!!)が多様され、月経のしくみから受精まで、専門的な内容をかなり分かり易くまとめられています。
女性のからだを理解するために、女性のみならず、男性にも幅広く読んで欲しい一冊です。
女性のからだがもつ神秘的な力を“知識”として理解してもらえると思います。
待合いの本棚に置いておりますので、興味がある方はご一読ください。
参考文献:
NHK取材班 産みたいのに産めない 文芸春秋社
浅田義正 卵子の話 シオン
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カテゴリー : 妊娠・出産・産後について