2014年5月26日(月)
当院では、座るときの姿勢指導を行っています。
どんなに体力がある人が良い姿勢で座っていても、長くは続けられません。
(以前、ブログ内で座る姿勢について書いてあるので、参考にしてください。http://www.ayumu-tektek.com/info/?p=741)
長時間の同一姿勢はからだにとって負荷(ストレス)になります。
からだにかかる負担により、まずは『疲労』という警報を発信します。
その警報をきかないと、『痛み』という警報に変化し、これを無視すると『構造的な破壊』がまっています。
疲労にも段階がありますので、強い疲労を感じる前に休むことが効率良い作業を続けることになります。
スポーツでも、栄養・休養・運動がバランス良く行われることが大切だといわれています。
『痛み』という状態までいって休憩をとるのではなく、『軽い疲労』を感じる前に休憩をとる事が重要です。
プロ野球選手が「肩に軽いハリ感を感じたから」、「肘に違和感があるため」などといった理由で欠場しますよね。
「痛くないのにハリ感ぐらいで休むなんて。プロなんだから無理しても試合に出れば良いのに~」は大きな間違いです。
プロだからこそ、痛みに変わる前に休むんですね。
パソコン作業や、座って行う作業全般で腰や首、背中に違和感やハリ感を感じたら、それはからだがあなたに伝えた警報です。
立ち上がって歩いたり、少し休憩をいれるようにしてあげてください。
上の画像は当院が勧める座板になります。
ブレスエアーによる通気性、尾部の保護と体圧分散、骨盤の安定性に優れています。
長時間座ることが苦手な人はいちどご相談ください。
左)コクシクスサポートブレスエアー トラベラーズ ¥18,670
右)コクシクスサポートブレスエアー ¥17,870
あゆむ整骨院では「歩く・冷やす・治す」
をコンセプトに治療を行っています。
JR玉造・鶴橋駅から徒歩7分 巻き爪・骨盤矯正
あゆむ整骨院 大阪市天王寺区真田山町2-2東興ビル102
※予約優先制になります。まずはお電話ください。
06-6763-7191
カテゴリー : 日常生活指導について
2014年5月22日(木)
“ナンバ歩き”をご存知でしょうか?
右手と右足がいっしょに出る歩き方で、江戸時代の飛脚の走り方ともいわれています。
以前は佐川急便のロゴマークで使われていた飛脚の形ですが、最近はめっきり見なくなりました。
©佐川急便
この歩き方を取り入れても良いですか?効果はありますか?という少しマニアックなご質問がありましたので、ブログ上でその効果をご紹介します。
ナンバ歩きは上半身のひねりが少ないためエネルギーロスが少なく、効率の良い歩き方ともいわれています。
ポケットに手を突っ込んで歩くと、ちょうど同じような身体の動きになります。いわゆる不良の歩き方ですね。
佐川の飛脚のロゴ同様、現代ではこの歩き方はほとんど見なくなりました。
この歩き方が現代に残らなかったのは、明治初期の国民皆兵制度でいろいろな階級のひとたちが兵士になり、整然と行進することが求められた結果、現代の歩行が教育されたともいわれています。
ナンバ歩きが昔の日本人の歩き方だという説もあるのですが、まだ歴史的な検証はされていないのが現実のようです。
では、そもそもナンバの形は何を意味しているのか?
それは、からだの動きを緊張させ瞬間的に大きな力を出すためにあります。
剣道の構え、相撲のすり足、フェンシングの構えなど。
野球の投手も右投げだと、左の足と手をバッターに向けてだしていきます。
瞬時に大きなパワーを発動させるためにナンバはとても有効な動きだといえます。
そう考えると、サムライが日常的にナンバ歩きをしていたのは、常に切るか切られるかの状況で、即座に抜刀し対応する形を準備していたとも考えられます。
武道の訓練としてナンバ歩きを取り入れることは有効だと思います。
人間のからだのバランスを調整するための生理的な歩行とは異なりますので、当院で指導している歩行を心がけるようお願いします。
参考文献:渡會公治 著 美しく立つ 文光堂
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カテゴリー : 歩行について
2014年4月30日(水)
5月休診日のおしらせです。
土曜日の午後、日曜日は休診です。
これに加え、
5月3日(土よう日/憲法記念日)
5月5日(月よう日/こどもの日)
5月6日(土よう日/振替休日)
も休診になります。
お間違えのないよう、どうぞよろしくお願いいたします。
暖かくなって活動しやすい季節になってきました。
この時期は急に運動をして身体を痛める方が多いようです。
冬の間、室内で過ごす時間が多かった方は、自分は運動不足で怠けていた身体なんだという自覚を持ってください。
慣らし運転にウォーキングをして、からだの調子を伺いながら活動量の調整をしましょう。
連休中にケガや事故がないように注意してくださいね。
ちはやふるの最新刊など入ってマス。
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カテゴリー : おしらせ
2014年4月22日(火)
前回のブログでもお伝えしましたが、ヒトの体温は脳で厳密に調整されています。
体内の体温バランスが崩れないように、我々の脳とからだは24時間休むことなく常に細心の注意を払っているのです。
今回は睡眠に関わる体温の変化をお知らせします。
どうすれば快適な睡眠が得られるのか?
体温と睡眠との深~い関係をご紹介しましょう。
まず、ヒトの体温は常に一定ではなく、からだや環境の変化によっても変動します。
例えば、運動をすれば体温は上昇しますし、食後も体温は上昇します。また、女性は生理の影響もあり体温は常に変化していきます。
その中でも“概日リズム”といって、一日24時間の中に体温リズムがあり、一日のうちで早朝が最も低く、しだいに上がり、夕方が最も高くなり、その後低くなります。
その原因は、ヒトは昼間から夕方にかけて最も活動的になり、夜になるとからだの活動が下がるためです。
また、睡眠に入ることで、代謝はさらに下がり、体内で産生される熱量が少なくなるため、睡眠自体が体温を下げているともいえます。
寝る前の子供の手足がポカポカと暖かくなることがあります。
これは、体温が上昇しているわけではなく、皮膚から熱を放出させ、からだの内部の温度(深部体温)を下げることで、眠りに入りやすくしていると考えられます。
また、睡眠はからだの休息は当然ですが、日中フル活動している脳の休息でもあります。
疲れた脳が過剰な熱でオーバーヒートしないように、からだは内部の体温を下げ脳をクールダウンすることで熟睡に入ることができるのです。
『快適な睡眠を得る為の環境を整えましょう!』
▽電気毛布の使用やホッとカーペット、床暖房の上で寝ると、体温が下がらないため深い眠りに入らないので使用は控える。
▽寝る前に部屋の室温を上げ過ぎない。
▽氷枕を使い脳をクールダウンさせ深い睡眠を得る。
眠りが浅く感じる人は氷枕はとても有効ですので、いちどお試しください。
参考文献:テルモ体温研究所 http://www.terumo-taion.jp/
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