頭・首の症状でお悩みの方へ
あなたはこのような悩みをお持ちではないですか?
○首の回旋が左右同じにならない
○寝違えたのか?首の痛みがひどくなってきた
○首が痛みがひどくなると頭痛がしてくる
○首が痛くて上を向きづらい
○ストレートネックといわれたことがある
○首〜背中にかけて痛みがあり、ひどくなるとシビレてくる
○交通事故でむち打ちになったことがある
○朝起きると必ず首が痛い
○首から手にかけてシビレがある
首の痛みといっても様々な症状があり、その原因もそれぞれ違います。
そもそも、人の骨格は地面から順に、足〜ひざ〜股関節〜骨盤(仙腸関節)〜脊椎(腰〜胸〜首)〜頭、と骨を下から上に積み上げた構造になっています。
その為、全ての関節は立ち上がることで(荷重することで)支持性を増し、骨格の安定性も強化されます。
下の構造体である骨盤が傾くと、その上にある首はその影響を受け、違う位置でのバランスをとろうとします。
例えば、あなたが右足を強くグネって傷めてしまい、痛みのため右足に意識的にも無意識的にも体重をかけることを避けようとします。
その結果、同側の骨盤に必要な荷重が伝わらず、骨盤が緩むことで関節が不安定となり、首に症状をだすこともあります。
また、頭は約5kgの重さをもっています。
ほんの少しバランスを崩しても、それを支える靭帯や動きをつける筋肉に大きな負担になります。。
頭をバランスの良いポジションで、効率的(エネルギーロスを少なく)に支えることで、首の負担を減らすことに繋がります。
正しい姿勢の重要性
ヒトの背骨は、正面から見るとまっすぐですが、横から見るとS字状のようにカーブしています。
この生理的なS字カーブは、重力線に対してまっすぐに立つことで正しく働きます。
背中が丸くなる姿勢はこのS字カーブを失い、背骨はC字のようになります。
その結果、アゴを前に突き出したような姿勢になり、首に大きな負担をかけてしまいます。
また、長時間見スマートフォンやタブレットなどをる姿勢は真下を向く事が多くなり、頭を支える首〜背中〜腰にかけての負担が大きくなります。
当院では、間違った位置で慣れてしまった姿勢を認識してもらい、正しく、安定性のある姿勢になってもらうよう指導しています。
仕事や生活の中でのなにげない姿勢を正すことで、首への負担を減らすことが可能です。
まずは全身のバランスを確認してどこに原因があるかを探ります
首の症状の原因を確定するためには、全身の骨格のバランスを詳細にチェックします。
腰(骨盤)に痛みの症状が無い場合でも、そこにバランスを崩す原因があれば調整する必要があります。
骨盤を調整した後に首の動きをチェックすると大きく改善することも多々あります。
まずは大きな枠組みからバランスの調整を行い、その後、緻密に細かいところを微調整していきます。
首はとてもデリケートな場所になりますので、強いマッサージなどは首のバランスを崩し逆効果になります。
アイシング、姿勢の改善、歩行による身体全体のバランス改善など、症状の原因を除去することが重要になります。