四十肩・五十肩
中年以降に起こりやすく、肩の周辺に起こる炎症とされている。最初は肩のまわりに鈍い痛みが起こり、腕の動きが悪くなり、次第に鋭い痛みがでるようになる。電車のつり革を持つ、洋服の脱ぎ着、寝返りをうつなどが出来にくくなり、日常生活に支障がでてくる。
肩腱板損傷
肩の関節で、腕をからだに保持している筋肉の挟み込みによる炎症や、部分的に筋肉や腱に断裂が起きている状態。腕を肩より上に上げる動作で痛みが出ることが多く、ひどくなるとジッとしていても痛みが発生し、夜は痛みで睡眠がとりにくくなることもある。
外側上顆炎
物を持つ動きや、タオルを絞る動き、ドアノブを開ける動きで肘の外側から前腕にかけて痛みが起こる。テニスをしている人に多く起きやすいのでテニス肘とも呼ばれている。手首や指を伸ばす筋肉の健が付く場所の炎症と考えられている。
腱鞘炎
筋肉と骨をつなぐ部分となる腱と呼び、腱が骨を引っ張ることで指や手首の曲げ伸ばしが出来ます。腱は腱鞘と呼ばれる、腱の浮き上がりを防ぐ筒の中を通っており、手や指を使いすぎたり力をかけ過ぎることで炎症を起こすと考えられています。
突き指
指先をぶつけたり、ひねったりすることで、指と指をつないでいる組織の損傷。骨折や脱臼をしていることもあるので、患部の安静固定が必要となる。